EANとUPCの違いとは?
見た目はほとんど同じで、多くの場合どちらのスキャナーでも読み取れますが、EANとUPCは同一のものではありません。ここでは両者を実際に分けている点と、あなたに必要なのはどちらかを解説します。
EANとUPCはどちらも、製品のGTIN(国際取引商品番号)をエンコードする小売バーコードです。実用上の違いは、桁数と地域に集約されます。EAN-13は13桁で、ヨーロッパをはじめ世界の大半で主流です。一方UPC-Aは12桁で、アメリカとカナダの標準規格となっています。
並べて比較
| EAN-13 | UPC-A | |
|---|---|---|
| 桁数 | 13 | 12 |
| 主な地域 | ヨーロッパをはじめ世界の大半 | アメリカとカナダ |
| 発行元 | GS1 | GS1 |
| チェックディジット | あり(mod-10) | あり(mod-10) |
| 関係 | 上位集合 | 先頭に0を付けたEAN-13 |
見た目以上に似ている
UPC-Aは技術的には、最初の桁が0のEAN-13です。12桁のUPCの先頭に0を付ければ、それと等しい13桁のEANになります。だからこそ、現代のほぼすべてのスキャナーは特別な設定なしに両方を読み取れます。基となる番号体系は同じGTINであり、2つの桁数で書かれているだけなのです。
どちらを使うべきか?
市場と小売店に従いましょう。
- ヨーロッパ、イギリス、アジア、ラテンアメリカなど世界の大半で販売する場合 → EAN-13を使います。
- 主にアメリカまたはカナダで販売する場合 → UPC-Aを使います。北米の小売システムがパッケージ上に想定している形式です。
- 迷っている場合、または複数の地域で販売する場合 → UPCスキャナーでも読み取れるため、EAN-13の方が安全な既定の選択肢です。
形式と保存する桁数について明確な要件を設けている場合もあるため、必ず個別の小売店やマーケットプレイスに確認してください。
EAN-8はどうですか?
パッケージが完全なEAN-13には本当に小さすぎる場合、GS1は短いEAN-8(8桁)を発行できます。EAN-13が物理的に収まらない場合にのみ使ってください。容量が限られており、発行も限定的です。